ヴェナート
今回は、YKK APのヴェナート スマートドアの鍵交換とカードキーの登録方法を記事にして行きたいと思います。
鍵を交換する方や、カードキーの登録方法がわからない方の参考になればと思います。
ヴェナート鍵交換
ヴェナート スマートドアは、見ての通り鍵穴が見えません。
基本的には、カードキーをかざしたり、スマートキーで開閉するドアなんですが、カードキーの紛失やスマートキーの電池切れで開けられなくなった時用に、ちゃんと鍵穴があります。
ヴェナート鍵交換
カバーを外すと鍵穴が出てきます!
今回は、この鍵穴の交換方法を紹介していきたいと思います。
プラスのドライバー1本あればできます!
少しネジを外す箇所が多いですが、画像を見ながら、やれそうなら挑戦してみてください。
ヴェナート鍵交換
まずは、内側の取手のネジを6箇所外します。
矢印の部分です!
ヴェナート鍵交換
長いネジ2本、短いネジ4本
これを外したら内側の取手が外れます。
ヴェナート鍵交換
こんな感じです。
ヴェナート鍵交換
内側の取手を外すと、またいくつかのネジがあります。
画像は、取手の下側です。
まずは、矢印のネジを2本外します。
ヴェナート鍵交換
今度は、上側です。
矢印のネジを2本外します。
ヴェナート鍵交換
少し、変わった形状のネジです!
このネジを外したら外側の取手が外れます。
ヴェナート鍵交換
こんな感じです!
外側の取手を外す時に注意する事があります。
ヴェナート鍵交換
取手の下側に配線が繋がっているので、勢いよく引っ張って切らないように注意してください。
配線の連結部分は、簡単に外せるようになっています。
ヴェナート鍵交換
内側の白い樹脂の上下に付いているネジでシリンダーを固定しています。
ここのネジを外すとシリンダーを外す事ができます。
ヴェナート鍵交換
シリンダーを取り外したら、新しいシリンダーと交換します。
ヴェナート鍵交換
今回、使用する部品は、HH5K19811-CYという品番なります。
ヴェナート スマートドアのシリンダーは、見た目は同じでも、複数存在しています。
ドアの上の方に扉の名前のシールが貼ってありますので、まずはそこを確認してください。
ヴェナート鍵交換
このドアの型はVED型と書いてあります。
VED型以外にPED型と言うのもあり、シリンダーの見た目は同じですが、サイズが違います。
ネットで部品を購入する場合、サイズが載っていないものもあるので、注意が必要です。
ドアのシールにVED型と書いてあったらVED型用のシリンダーを選びましょう。
後は、品番によって、普通の鍵が5本とか、普通の鍵2本、スマートキー用の鍵3本みたいな感じで、付属してくる鍵が変わります。
HH5K15558 普通の鍵5本
HH5K19811 普通の鍵3本 スマートキー用鍵3本
HH5K15557 普通の鍵5本
HH5K19810 普通の鍵3本 スマートキー用鍵3本
HH6K19791 スマートキー用鍵5本
HH6K19790 普通の鍵2本 スマートキー用鍵3本
※調べて出てきたものを載せてみました。他にも種類があるかも知れません。今後、新しい品番が出てくる可能性もあります。
※鍵交換は、自己責任で行なってください。
ヴェナート スマートドアは、カードをセンサーにかざしても開け閉めができます。
新しいカードの登録方法を記載しておきます。
ピタッとkey カード登録
ドアを開けた状態にして、矢印の部分のネジを2本外すと、フロントパネルを外す事ができます。
ピタッとkey カード登録
ピタッとkey カード登録
フロントパネルを外すと、登録モードにするためのスイッチが出てきます。
矢印の部分です。
ピタッとkey カード登録
このスイッチを押しながら、サムターンを施錠→解錠とすると登録モードになります。
ピタッとkey カード登録
登録モードになると、外側の取手のランプが緑→赤と点滅を繰り返します。
ピタッとkey カード登録
登録モードになったら、スイッチから手を離し、10秒以内にセンサー部分にカードをかざします。
登録したいカードキーが複数ある場合は、続けて登録してください。
ピーと鳴り、緑のランプが一回点灯したら、登録成功!
ピピピと鳴り、赤のランプが3回点滅したら、登録失敗!
※既に登録されているカードは登録できません。
※カードを当てる時間が短すぎても失敗します。
※カードは20枚以上、登録できません。
※Pontaカードは登録できません!
登録モードにする方法は、カードキーのやり方と同じです。
登録モードになったらポケットkeyのロックボタンかアンロックボタン、どちらでもいいので一回押します。
それで、登録完了です。
ポケットkey登録
YKK AP ヴェナート スマートドア ピタッとkeyのシリンダー交換とカードキーの登録方法でした。
部品選びには注意してください。
ネットショップで検索してみても、結構、高額な物が多いので、間違えて購入して、返品不可だとキツイと思いますので、できればプロに交換を依頼する方が確実かと思います。