錠前師直営！浜松周辺密着型

[ご依頼内容]

ドアの取手破損、修理！

船越町のカギ屋です！
知人からドアの取手が壊れたから直して欲しいと修理依頼がありました！

いやいや、コレは無理でしょ！
どう言う使い方してたらこーなるんですか？
これ、写真だと確認しづらいのですが、反対側も亀裂が走っていて折れるの時間の問題です。
恐らく、ネジが緩んできてグラグラの状態で使っていたんでしょうね。

さて、どうしたものか、、、

とりあえず、取手を持ってホームセンターをぶらぶらしながら考えてみようと店を閉めて出かけました。

本来は、この手の修理は引き受けません。
直せるか分からないし、更に酷い事になる可能性を了承してもらい、あくまでも趣味として引き受ける事にしました。
ホームセンターをぶらつきながらアイデアを練って行きます。

ドアの取手修理後

こんな感じで仕上がりました。

さあ、こんな素人みたいな修理でどの程度もつのか？
何度も言いますが、本来は引き受けません！
今回は趣味で直してみました。
どのくらい持つかもわかりませんし、補償もできませんが、後は取り付けてみるしかありません。

取り付け完了

写真を撮り忘れてありませんが、とりあえずは問題ありませんでした。
しっかりネジを閉めてぐらつかないようにすれば、ちゃんと機能します。

ドアの錠前もかなり動きが悪く、開けにくい状態でした。
恐らく開け閉めを力任せにしていたのでしょう。
その蓄積でネジが緩んできて、ぐらついてきた時に、1番力のかかる部分が破損となったと予想されます。

錠前を洗浄し、グラスアップして、動きをスムーズにしました。
これで、しばらくは余分な力がかかる事はないと思いますが、いずれまた調子が悪くなった時に力任せにするのではなく、ちゃんとメンテナンスして、長く使って頂きたいです。

調子が悪くても騙し騙し使っていれば、力がかかる場所か弱い場所に必ず破損が起きます！
そうなってからでは修理不可能だったり、古いものは替えの部品がなかったりで、結局、直すのに高くついてしまいます。

毎日使うからこそ、大事に使って頂きたいです。

 

[対応内容]

不思議なんですがホームセンターをぶらついているとアイデアが湧いてきます。
必要な部材を買い込んで店に戻ります。
まずは、買ってきた材料を取手に合わせて切ったり、曲げたり、穴開けたりします。
取手に合わせながら部品を作り、次は取手に穴を開けたり、タップを切ってネジが締められるように加工して、組み立てました。
実際にドアに取り付けましたが、しっかり固定すれば問題なさそうでした。