[ご依頼内容]
最近の信号機って薄型ですよね。
古い信号機ってまだ見かけるけど、ブラウン管テレビと液晶テレビみたいな違いを感じます。
若い人は、ブラウン管テレビを知らないんだろうけど!
うちの店の目の前の交差点の信号機もついに液晶テレビに変わったんですよ!
お!ついに地デジ化か〜と作業を興味津々に見ていた訳です。
そしたら、「あの〜この鍵って合鍵作れますか?信号機の鍵なんですけど!」と、、、
「もう、どこの鍵屋さんに持って行っても出来ないって言われるんです。」
確かに変わった鍵だな〜こんなブランクは、まあ無いだろうなぁ〜
そう思ったのですが、鍵穴って持って来れたりします?と聞くと、大丈夫ですと返答が!
今度、持ってきてください!鍵穴と鍵が有れば、後は、何とかなるかもです。
後日、本当に鍵穴を持って来てくれました。
このメーカーのこの鍵は、このブランクを使う!って言う風にブランクのナンバーで決まってると言えば決まっていますが、寸法を計ると意外と似たようなモノが多かったりもするので、このメーカーのこの鍵のブランクは、発売されていないよ!と言うモノでも何とかなる場合も多い
しかし、判断つかない場合は、鍵穴に挿さりさえすればなんとかなるから、持って来てもらう事もあります。
さて、今回は、ブランクも無いし、似たような鍵穴に挿さるモノは無い!
もう完全に見ただけで分かる絶対無い奴!
まあ知らないだけかも知れないけど、うちの店には絶対に無い!
じゃあどうするのか?
何となく似たブランクを探して、鍵穴に挿さるように加工して行きます。
チラ見せ
いや〜挿さるようになるまで、意外と苦労しました。
出来たと思ったら挿さらず、挿さったと思ったら奥まで行かず、を繰り返し挿さりました。
挿さったら鍵をコピー
よし!これで回る筈!・・・・・回らない!
うーん、なんだ?どこが違うんだ?
機械で削ったり、手で調整したり、それを繰り返し、やっと回った!
くぅ〜長かった!
ここまで、長い道のりだった!
辛く長い道のりも鍵が回った瞬間報われます。
そして、解放されます!
、、、あっ!そうだ!作る事ができたら2本お願いしますって言われてた!
そして、また辛く長い道のりが始まったのですぅぅ!
もっと、サクッと作れるイメージだったのですが、所詮、私の妄想に過ぎなかったようです。
思ってた以上に苦労しました。
しかし、無事に作る事ができて良かったです。
[対応内容]
今回の合鍵は、かなり珍しい事例となりました。